伊勢丹新宿本店(新宿区新宿3)は10月4日より、「イタリア展」を6階催物場で開催する。
「本場・本物」をコンセプトに11回目を迎える同展では、消費者の関心も高まり「現地でもなかなか手に入れる事のできない商品や隠れた名品」への要望が高まっているという。今回はイタリア中部地方を特集。イタリア人総勢40名が来日し、約60ブランドが出品される。
イタリア中部のマルケ州からは、マルケの伝統パンを作り続けているサルタレッリのパン職人2名が来日し焼きたてのパンを販売。パン各種(189円~)。トスカーナ州からは、フィレンツェの老舗カフェ「リヴォワール」のオーナーとバリスタが来日しイートイン出店する。チョコレートタルト(525円)、エスプレッソ(525円)。ウンブリア州からは、黒トリュフの生産量が随一で、黒トリュフ入チョコレート(1,890円)、地域限定の希少な有機レンズ豆(1,680円)など、生産者が豆料理のレシピ、説明・販売する。
また、メニューは2種類のみで、行列の絶えない創業130年のナポリのピッツア専門店「ピッツェリア ダ・ミケーレ」が国外初出店。「マルゲリータ」(1,470円)、「マリナーラ」(1,365円)を販売する。そのほか、同社が生産者から直接買い付けたオーガニックワイン、毎年4月に行われるイタリア最大のワイン品評会「ヴィニタリー」の本年度の受賞ワインなど販売。
同店広報担当者は、「イタリアは物産展の中でも人気が高く、毎回3分の1の商品を入れ替えている。今回は観光旅行では行かないような土地にスポットをあて、本物の味を表現している」と話している。10月10日まで。