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フジギャラリー新宿で「無彩色」がテーマの展覧会 作家4人の作品を一堂に

青木愛弓さんの作品「水辺の記憶 58」

青木愛弓さんの作品「水辺の記憶 58」

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 ヒルトン東京(新宿区西新宿6)地下1階の「フジギャラリー新宿」で6月14日、「無彩色」をテーマとした展覧会「A Chroma:白と黒、そしてその界隈(かいわい)」が始まる。青木愛弓さん、入江清美さん、松下誠子さん、谷村メイチンロマーナさんの作品を展示する。

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 同ギャラリーの谷村悦子さんは「アート作品を鑑賞する際、私たちはしばしば色や形が喚起するイメージから、作家の意図やメッセージを読み取ろうとする。中でも、色相を持たない白・黒・グレーといった無彩色を基調とする作品では、視覚的な情報が抑えられている分、鑑賞者の記憶や感情がより深く作用し、自分なりの解釈を組み立てるきっかけとなることがある」と話す。

 「梅雨入りしたばかりの湿った空気の中、やがて訪れるまばゆい夏とその鮮やかな色彩を思いつつ、あえて無彩色に焦点を当てることで、色彩の裏側にある静けさや本質を見つめ直す機会になれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時~18時。鑑賞無料。月曜・火曜定休。7月27日まで。

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