フレグランスを扱う「SCENT OF THE ONE(セント オブ ザ ワン)」が8月16日から、小田急百貨店新宿店(新宿区西新宿1)2階に期間限定で出店する。
世界各国のラグジュアリーブランドやホテルなどで香りの演出を手がける伊・ミラノのフレグランスメーカー「SCENT COMPANY (セントカンパニー)」が立ち上げたブランド。スティックなどを刺して香りを拡散させるディフューザーなどを扱う。
新宿店は昨年10月、新宿駅西口地区開発計画に伴い55年にわたる本館での営業を終了し、新宿西口ハルクに移転して営業を再開した。リニューアルオープンの際、1階正面入り口で香りの演出を始めたという。広報担当の野村真理さんは「コロナ禍で在宅時間が増えたこともあり、近年ルームフレグランスなど香りへの関心が高まっている。当店でも快適にリラックスして買い物をしてもらえるよう、空間づくりの一環として導入した」と話す。
今回の出店では、小田急百貨店新宿店の香りとして、入り口で演出している香りを「TOKYO」の名前で数量限定販売する。野村さんは「当初よりお客さまから購入希望の問い合わせをもらっていた」と話し、ディフューザーのみ300本を用意する。
香りは草原の風をイメージし、伊・南部のカラブリア地方で採れるベルガモットやセージ、バジルのほかエジプト産のジャスミン、フランス産のラベンダー、スズランなどを合わせる。
ほかに赤ワインをモチーフにさまざまな果実、ベリーを調和した「NULLE(ヌル)」、オレンジやローズ、バニラなどが香る「ORANGE(オランジュ)」など6種類を並べる。価格は1万3,970円(200ミリリットル、ファイバースティック8本入り)。新シリーズのファブリックミスト(100ミリリットル、9,768円)も6種そろえる。
営業時間は10時~20時30分(27日は20時まで)。今月29日まで。