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新宿高島屋で「ときめきトゥナイト展」 連載開始から40年、初公開原画も

会場に並ぶ池野恋さんの原画 ©池野恋/集英社

会場に並ぶ池野恋さんの原画 ©池野恋/集英社

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 漫画家の池野恋さんが手がける作品「ときめきトゥナイト」の初展覧会が7月19日から、「新宿高島屋」(渋谷区千駄ヶ谷5)11階特設会場で開催される。

「ときめきトゥナイト展」より ©池野恋/集英社

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 同作品は三部作で、第1部の蘭世(ランゼ)編は、吸血鬼の父とオオカミ女の母を持ち、かみ付いた者に変身する能力を持つ江藤蘭世を主人公に、転校先の中学で一目ぼれした真壁俊との出会いから結婚までを描く。第2部は超能力を持つ人間の市橋なるみと、なるみの交際相手で蘭世の弟・鈴世(リンゼ)の物語を、第3部は蘭世と真壁くんの娘で魔女修行中の真壁愛良(あいら)の物語を、それぞれ描く。

 池野さんは1979(昭和54)年、少女雑誌「りぼん」(集英社)お正月大増刊に掲載した「HAPPY ENDものがたり」でデビュー。1982(昭和57)年、同誌7月号で「ときめきトゥナイト」の連載を始め、同年にアニメ化される。2019年にデビュー40周年を迎え、現在も女性向け漫画雑誌「クッキー」(同)に、蘭世の現代を描く続編「ときめきトゥナイト それから」を連載する。

 同展では「記憶の扉」をコンセプトに掲げ、3人のヒロインが登場する三部作を中心に、「真壁俊の事情」などの番外編から「ときめきトゥナイト それから」までのシリーズを網羅する。カラーイラストと併せ、さまざまな種類の予告カット、連載当時のふろくカット、扉絵の下絵など初公開を含む300点以上の原画を展示する。同展のために池野さんが描き下ろした初公開のイラストも展示し、「記憶の扉」にまつわるオリジナルエピソードを楽しめるようにする。

 会場内には蘭世になりきって撮影できるフォトスポットを設けるほか、展示会に合わせ「りぼん」連載当時のイラストを使った「レトログラス」(2,420円)や、作品中で真壁くんが蘭世にプレゼントした星のペンダントをイメージした「星型ペンダント」(9,900円)、ぬいぐるみ「ヨーコ犬」(2,420円、以上税込)などのグッズも販売する。

 開催時間は10時30分~19時30分(最終日は18時まで。入場は1時間前まで)。入場料は、一般=1,200円、大学・高校生=1,000円、中学生以下無料。B6クリアファイルの特典付き前売り券も販売する。小学生は要保護者同伴。8月7日まで。

 「新宿高島屋」の高ははしごだか

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