「新宿ゴールデン街音楽祭」が1月19日、紀伊国屋書店新宿本店(新宿区新宿3)4階の「紀伊國屋ホール」で初開催される。
劇団椿組を主宰し、映画・テレビドラマ・アニメ声優としても活動する外波山文明さん
新宿ゴールデン街音楽祭実行委員会は「新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けた飲食店も多い中で『新宿ゴールデン街』は街の文化や歴史、人と人との語らいの場を残したいと頑張っている。店の明かりを守り続けているこの街にスポットライトを当てた音楽祭ができないかと、新宿が舞台になったさまざまな歌や、この街に足を運んだ文化人や歌手らがいた昭和という時代の輝きと伝説を音楽とトークでひもといていきたい」と話す。
新宿ゴールデン街に縁の深い歌手で、映画・舞台音楽の制作、俳優などとして活動する宇崎竜童さん、歌手、俳優として活動する山崎ハコさん、歌謡曲を歌い続け、現在は新宿ゴールデン街でバー「スナック夜間飛行」のオーナーも務めるギャランティーク和恵さん、さまざまなミュージシャンのツアーに参加するギタリストの原田喧太さん、劇団を主宰し新宿花園神社で40年近くにわたり野外劇を行うほか、新宿ゴールデン街「クラクラ」のオーナーで同エリア組合理事も務める外波山文明さんが出演する。
外波山さんは「新宿ゴールデン街もこのコロナ禍の中、休業依頼や時短営業などが重なり苦境に立たされてきた。第8波も到来する今、お客さんの戻りはコロナ前の7~8割の状態にある。そんな中『酒場文化の灯を消すな!』とミュージシャンたちが集ってくれた。少しでも明るい話題で2023年が迎えられることを祈りつつ届ける音楽祭に足を運んでもらえたら」と呼びかける。
18時開場。料金(全席指定)は7,500円。イベントワクワク割(6,000円)も使える。未就学児入場不可。