名古屋と愛知県の魅力発信を目指す「大名古屋展2022」が7月14日、新宿の「BEAMS JAPAN(ビームスジャパン)」(新宿区新宿3、TEL 03-5368-7300)で始まる。
名古屋で愛される10の企業や団体、スポーツチームとコラボレーションするプロジェクト。前回に引き続き、サッカーJリーグ「名古屋グランパス」が主催する「鯱(しゃち)の大祭典」と連動して展開する。全国4カ所で行い、新宿は他に先駆け1日早くプレオープンする。
3回目を迎える今回は「芸どころ」としての文化や芸能にも着目し、「名古屋能楽堂」で記者発表会を行ったほか、新たに制作した公式テーマ曲「大名古屋ファンファーレ」を、プロオーケストラ「名古屋フィルハーモニー交響楽団金管五重奏」が演奏した。
プロジェクトリーダーの佐野明政さんは「歴史を振り返ると織田信長や豊臣秀吉、徳川家康という三英傑はじめ、江戸大名の約7割が愛知出身で、そうした武士たちが現在の町やものづくりなどの文化、日本人の気質などをつくっているとも言われている。名古屋の人が地元を誇りに思ってもらえるような機会を創出したいと続けてきた」と話す。
名古屋グランパスエイトと中日新聞とコラボした「なごやだいすき」グランパスくん×ドアラTシャツ(4,950円)は、名古屋を代表するキャラクター2体をあしらう。豊田合成とのコラボでは、自動車のエアバッグとして搭載される予定だった未使用の生地を使い、レジャーシートなどに使うことができる「マルチラップ」(3,080円)を製作。
ホシザキとの初コラボでは「ポケット付きTシャツ」(5,500円)や、凍らせても硬くならない保冷剤「柔らか筒アイス」(1,980円)などを製作・販売する。ほかに、名古屋にゆかりがあるビームスのスタッフが、愛知トヨタ自動車とコラボし、地元の名店などを紹介するドライビングマップ「クルマで行くBEAMS的ナゴヤの巡り方」なども公開する。
営業時間は11時~20時。8月16日まで。