一夜限定の企画「真夏の怪談2022」が8月13日、「新宿プリンスホテル」（新宿区歌舞伎町1）で開催される。

ブッフェ形式で提供するハワイアングルメ

　怪談師の城谷歩さんが、現代に実際に起きた怖い話などを語る。城谷さんは1980（昭和55）年北海道小樽市生まれ。15歳で舞台演劇の道に入り、2000（平成12）年から11年間、劇団を主宰。日本演出家協会が主催する若手演出家コンクールで全国ベスト4に入選した。2012（平成24）年に怪談師としてデビューし、怪談本やDVDなどもリリースするなど活動している。

　マーケティング担当の富岡茂雄さんは「城谷さんは落語や講談、弁士の語りを独学で研究し、『城谷節』と呼ばれるノスタルジックで独特な語り口を確立した。甘い声色と情緒豊かな語りも定評がある。猛暑が予想される夏に、怪談話を聞いて涼を感じてもらえたら」と話す。

　宿泊プランは23時30分～翌0時50分に城谷さんが怪談話を行う。料金は1万1,007円～（1室2人利用の場合）。7月13日までの予約は早割料金で提供する。

　レストランンプランの怪談時間は16時～17時20分。終了後、地下2階の「ブッフェダイニング プリンスマルシェ」でハワイアンポークやモチコチキン、ロコモコ風ミニバーガーなどのハワイアングルメをビュッフェ形式で提供する。料金は9,000円。

　富岡さんは「怪しい明かりがともった会場で、いつもとは違ったホテルでの過ごし方を体験してもらえたら」と呼びかける。