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新宿中央公園の「バルブガーデン」がこれから見頃 ムスカリなど球根類中心の花壇

ようやくラッパスイセンが咲き始めた現在の新宿中央公園「バルブガーデン」の様子

ようやくラッパスイセンが咲き始めた現在の新宿中央公園「バルブガーデン」の様子

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 新宿中央公園(新宿区西新宿2)内に設けられた区民の森にある「バルブガーデン」が3月中旬から4月中旬にかけて見頃を迎える。

ムスカリやチューリップなどが見られる「バルブガーデン」(写真は昨年の様子)

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 公園の北エリアに広がる区民の森は、ケヤキを中心とした高い木々が森を形成し、森林浴が楽しめる空間になっている。ほかに新宿区の姉妹都市である長野県伊那市から寄贈されたタカトオコヒガンザクラも植えられている。秋にバルブ(=球根類)を植栽した花壇「バルブガーデン」は、春に一斉に花を咲かせる。

 主にムスカリや八重咲きのチューリップ、一重のチューリップ、ラッパスイセンなどを植栽した花壇。同公園管理事務所総務・企画係の織田歩さんは「オランダのリッセ市にあるキューケンホフ公園や、立川市と昭島市にまたがる昭和記念公園にあるバルブガーデンを参考にして、昨年度から取り組みを始めた。ブルーのムスカリで川の流れを表現し、淵にチューリップやスイセンを配置している」と話す。

 「新宿中央公園の魅力再発見!季節の花に囲まれて」と題したセルフリーフレットも製作した。バルブガーデンに咲く花の花言葉や特徴などを紹介するほか、園内マップと共に3月から4月に楽しめる春の植物を掲載する。

 同係の木場新一郎さんは「北エリアには淀橋浄水場時代に建てられ文化遺産になっている『富士見台』などもあるので、桜やバルブガーデンと合わせて、散歩しながら美しい景観を楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。

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