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「フランス パティスリーウィーク」に新宿区から4店参加 同じテーマの菓子提供

参加店舗が手掛けるさまざまな「パリ・トーキョー」(イメージ)

参加店舗が手掛けるさまざまな「パリ・トーキョー」(イメージ)

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 さまざまな店のフランス菓子が楽しめる「フランス パティスリーウィーク 2021」が7月2日から、関東圏のパティスリーなど52店舗で開催される。新宿区内からは4店舗が参加する。

「パティスリー サロン・ドゥ・テ アミティエ 神楽坂」の「パリ・トーキョー」(イメージ)

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 パティスリーウィークは、今年10周年を迎え、10月に開催を予定する日本最大級のレストラン・イベント「フランス レストラン ウィーク」の姉妹イベントとして初めて行うパティスリーの祭典。期間中、参加する全てのパティスリー、レストラン、ホテルのパティシエが、同じテーマの菓子を一斉に提供する。

 今回は、1891年に行われたパリとフランス西部の街ブレストを往復する自転車ロードレースを記念して作られた伝統菓子「パリ・ブレスト」にちなむ「パリ・トーキョー」をテーマに掲げる。「パリ・ブレスト」の基本的なスタイルは、自転車の車輪の形から発想を得たリング状のシュー生地を真横に切り分け、プラリネを加えたアーモンド風のバタークリームを間に挟むもの。アーモンドスライスと粉砂糖をトッピングする。

 事務局の滝口智子さんは「自転車ロードレースはオリンピック種目でもある。今年のオリンピック開催都市は東京で、次期はパリ。当イベントが2つのオリンピック開催都市の架け橋になることを願ってテーマを定めた。テークアウト、イートイン販売を通して、フランス菓子の魅力を広くスイーツファンに再認識してもらえたら」と話す。

 新宿区内からは、フランス・ノルマンディー出身のパティシエ、パトリック・ルメルさんが手掛ける「ル・コワン・ヴェール」(神楽坂2)、堀江新さんがシェフを務める「パティスリー ラ・ヴィ・ドゥース」(愛住町)、三谷智恵さんがシェフ・パティシエールを務める「パティスリー サロン・ドゥ・テ アミティエ 神楽坂」(築地町)、ホテル「パークハイアット東京」2階にある「ペストリーブティック」が参加する。

 滝口さんは「全52店がそれぞれの発想で十人十色の『パリ・トーキョー』を考案し提供する、他にはない食べ比べの機会。2週間にわたるパティスリー巡りを楽しみながら、パティシエの創造力や技にも注目してもらえたら」と呼び掛ける。

 営業時間は各店舗に準ずる。7月18日まで。

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