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新宿に「内藤とうがらし」の魅力伝える「スタジオ104 at FAVETTA」 フードメニューも

新宿にゆかりある「内藤とうがらし」などを知ることができる「スタジオ104 at FAVETTA」の様子

新宿にゆかりある「内藤とうがらし」などを知ることができる「スタジオ104 at FAVETTA」の様子

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 新宿の街を巡りながら、地域の歴史や文化などを楽しむことができる情報発信拠点「スタジオ104 at FAVETTA」(新宿区歌舞伎町1)が、「Trattoria Pizzeria Bar FAVETTA(ファヴェッタ)」(TEL 03-6233-7710)内にオープンして1カ月半になる。

「内藤とうがらし」を使ったピザ「赤い宝石」

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 同店のほか「珈琲西武」など、新宿エリアを中心に飲食店を展開する三信商事(新宿区)が「内藤とうがらしプロジェクト」と連携し、江戸時代に新宿近郊で育てられ、現在は江戸東京野菜にも認定されている「内藤とうがらし」の普及を促進する取り組みの一環として併設したもの。

 同社が管理するビルの屋上で4月から同プロジェクトリーダー、成田重行さんの支援の下、「内藤とうがらし」の栽培も進めてきた。担当者は「新型コロナウイルスの影響で歌舞伎町にはほとんど人が立ち寄らない時期もあった。地元企業として『新宿を盛り上げる』という強い思いの中、同プロジェクトと出会い少しずつ取り組みを進めてきた」と振り返る。

 真っ赤な「内藤とうがらし」を散りばめたスタジオでは、2つのモニターを設置し「新宿のエール」をテーマに新宿の観光や自然、スポーツなどさまざまな街の魅力を発信するほか、オリジナル商品も展示。今後、物販も予定している。「オープンからスタジオ見学者も徐々に増えてきた。物販への問い合わせも多くいただいていて、近日中にはスタートできればと考えている」と担当者。

 併せて同レストランで11月1日には、実際に栽培した「内藤とうがらし」を使ったメニューの提供も始めた。「赤い宝石」(1,280円)は、「内藤とうがらし」の粉末を練り込み仕上げた生地を使い、ニンニク、アンチョビ、唐辛子の葉などをトッピングしたピザ。ほかに、「内藤とうがらし」がほのかに香るドルチェソースで仕上げた「パンナコッタ」(530円)や、ソーダなどの飲料も用意する。

 担当者は「ピザ、パンナコッタの持ち帰りを希望されるお客さまも多くいらっしゃる。パンナコッタはテークアウトができなかったが、現在、需要に応えられるよう専用容器の準備を進めている」と話す。「プロジェクションマッピングなどの最先端テクノロジーを使い空間を演出している当店で本格的なピザ窯で焼くピザを楽しみながら、スタジオにも立ち寄り、新宿の街の魅力に触れてもらえたら」と呼び掛ける。

 営業時間は14時~23時(土曜・日曜・祝日は11時~)。

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