シェフパティシエの大山恵介さんが手掛ける新ブランド「repos by Pâtisserie ease(ルポ バイ パティスリー イーズ)」(新宿区新宿3)が9月23日、伊勢丹新宿店本館地下1階にオープンした。
フランスでの研さんを経て、北参道のミシュン1つ星レストラン「シンシア」でシェフパティシエを務めた大山さんは、2020年7月、日本橋兜町に「Pâtisserie ease」をオープンした。広報担当者は「当ブランドは新宿という立地柄、タルトやロールケーキなど親しみやすいものを中心にラインアップした。素材の旬を際立たせる香りや味わい、余韻は多くのスイーツファンに好評いただいている」と話す。
店内はニュアンスカラーを基調に、ドライフラワーや木材などナチュラルな素材を使い、温かみや手触り感を演出する。タルト生地に、旬のフルーツを使った同店限定の生菓子のほか、焼き菓子、ジャムなどをそろえる。「ほうじ茶の香ばしさとほろ苦さが溶け込んだとろけるプリンに、軽やかな生クリームを重ねた『ほうじ茶のクレムー』や、ミルキーなのに爽やかですっきりした後味の玉露クリーム、抹茶の香りとうまみが凝縮されたクリーム、ロール生地が三位一体となったロールケーキ『茶』は、スタッフの間でも人気が高く、エントリーアイテムとして特にお薦め」と担当者。
「お子さまから大人まで多くの方におやつとして愛される、シンプルながら奥深いお菓子を用意している。親しみやすさの中に大山シェフのこだわりと、職人の技を感じてもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。