大久保公園(新宿区歌舞伎町2)で開催中の「新宿シーフードマニア2019」内の目玉イベントとして、生の本マグロを使った「マグロ解体ショー」が11月9日、歌舞伎町に店を構えるマグロ料理専門店「まぐろ商店」(歌舞伎町1)のブース内で行われた。
「これから卸すのは35キロほどある長崎県産の生の本マグロ。別名『黒鮪』。漁師でも分からないくらい雌雄を判別するのは困難」「『ネギトロ』とは土を根っこから掘る土木用語『根切り取る』と動作が似ているため呼ぶようになった」など、マグロのうんちくを交えながら解体の過程を解説する同店スタッフの椿(つばき)さん。マグロは頭、背(左右)、腹(左右)の順に解体を進め、部位が包丁で切り取られる度に「せーの」「よいしょ」と椿さんと観客のコールアンドレスポンスが入り、にぎわいを見せた。
「店では豊洲から毎日生のマグロを仕入れ、解体ショーをはじめとしたイベントを毎日行っている」と椿さん。このブースでは「まぐろの生ハムサラダ」「サシミ ソーヴィニヨン ブラン」など、白ワインとのフードペアリングメニューも提案している。
「新宿シーフードマニア2019」は11月24日まで。開催時間は11時~21時。