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新宿で「旅ルミネ」 群馬県中之条町の食や文化を紹介、初のツアー企画も

前回の「旅ルミネ」 イベント会場の様子

前回の「旅ルミネ」 イベント会場の様子

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 群馬県中之条町の魅力を伝えるイベント「旅ルミネ meets 中之条」が7月13日から2日間、新宿の商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」(渋谷区千駄ヶ谷5)5階の「LUMINE 0(ルミネゼロ)」で開催される。

「旅ルミネ meets 中之条」で紹介する中之条の魅力(イメージ)

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 「旅ルミネ」はその土地ならではの食や、土地に育まれたものづくり、地元の人との出会いをつなぐプロジェクトで、新潟県「佐渡島」にスポットを当てた2018(平成30)年3月に続き2回目。今回は新たに、現地を旅するツアーも企画する。

 担当者の山本真由子さんは「前回、会場でお客さまが積極的に地域の人とコミュニケーションを取ったり、イベントがきっかけで佐渡に旅行に出掛けたという声もいただいたりして、可能性を感じた。地域のことを伝えるだけでなく、旅そのものも提案できたらと考えた」と話す。

 9月に行うツアーは日帰りと1泊2日の2プランで、野菜の収穫体験やランチ、四万川(しまがわ)や四万湖でのヨガやSUPなどのアクティビティ、ものづくりなどを盛り込む。山本さんは「中之条町には温泉地も豊富にあるほか、アートや映画イベントなど新しい動きも見られ、当店にいらっしゃるお客さまの好みに合うと思った。地元の人と交流したり、『中之条ビエンナーレ』の会期に合わせ一日かけてアート作品を巡ったりするほか、アーティストと一緒に鑑賞するナイトツアーなど当ツアーでしかできない旅を体験していただけるのでは」と話す。

 ツアーに先駆けてイベント会場では、実際に旅をしたくなるような「旅の道しるべ」を一堂にそろえる。「中之条食堂」には、地元の飲食店から「つむじカフェ」や「コトアリキ チッタ」などが出店し、イートイン形式で食事を楽しめる。「中之条のんべえ横丁」では、地元で唯一の日本酒の蔵元「貴娘酒造」が都内では手に入りにくい「咲耶美(さくやび)」などを提供するほか、「四万温泉エール」がクラフトビールを用意する。

 「地元百貨店」と題したエリアで、ローカルパンや地野菜などを取りそろえたマルシェ、フラワーショップ、雑貨屋などを展開する。併せて、アートや映画、町おこしなど中之条を拠点に新たなクリエーションやプロジェクトを手掛ける人々によるトークショーやワークショップも行う。

 山本さんは「ルミネのお客さまにファッションやショッピングという体験だけではないものを、いろいろな切り口で伝えていけたら」と期待を込める。

 開催時間は11時~18時。入場無料(ワークショップは一部有料)。ツアーは、日帰りが9月1日、定員30人、参加費1万3,000円(昼食、夕食付き)、1泊2日が9月7日・8日、定員8組16人、参加費3万7,000円(朝1食、昼2食、夕1食付き)。要申し込み。

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