販売部数が6万部を超えた「リアルサイズ古生物図鑑 古生代編」(土屋健著、群馬県立自然史博物館監修、技術評論社刊)と連動したイベントが6月12日から、新宿のマルイ アネックス(新宿区新宿3、TEL 03-3354-0101)1階のイベントスペースで開催される。
リアルサイズ模型を展示する「アノマロカリス類」のイメージ(同図鑑より)
2018年7月に刊行された同図鑑は、販売前に初版が品切れし、その後も重版を重ねてきた。図鑑に表記される「全長1メートル」「頭胴長3.5メートル」といった数字のスケール感を、より直感的につかんでもらおうと、さまざまな時代の古生物を現代の身近な風景の中に配置したビジュアルで構成する。古生物が実際に暮らしていたシーンも再現するほか、上面、正面、底面、側面などから描いた復元図も掲載する。B5判、208ページ。価格は3,200円(税別)。
イベント担当者は「これまで古生物に関する書籍はいろいろとあったが、現代の風景によみがえったような写真に、新鮮な驚きを感じた方が多くいらっしゃった。古生物ファンだけでなく、これまで古生物を知らなかった方や、サブカルチャーに関心が高い学生など、年齢を問わず手に取ってくださっている」と話す。
今回初めて行うイベントでは、同図鑑に登場する古生物「アノマロカリス類」をリアルサイズで再現した模型を展示するほか、「スリモニア」をリアルサイズで体感できるフォトスポットを用意する。合わせて、図鑑柄のTシャツや、「ディメトロドン」のマグカップ、「アノマロカリス類」をあしらった手帳型スマホケースやタオル、キーホルダー、トートバッグなどイベント限定のグッズを販売する。
担当者は「古生物の世界を体感しながら楽しんでいただけたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~21時(日曜は20時30分、最終日は19時まで)。入場無料。今月23日まで。