伊勢丹が講談社、ミステリーナイトとコラボしたスペシャルミステリーイベント「伊勢丹パークウエスト荘の怪事件」が伊勢丹新宿店(新宿区新宿3、TEL 03-3352-1111)で2月23日・24日に開催される。
「カフェ リジーク」の「オリエント急行の殺人セット」。佐賀県産黒毛和牛100%のパテを使ったプレミアムバーガー(トリュフ香るポテト付き)。ホットチョコレートとのセット(3,240円)
2017年9月、講談社の「新本格ミステリ」誕生30周年を記念したコラボイベントとして実現した第1弾は、「伊勢丹店長失踪事件」と題し、参加者が探偵となって館内のポイントを巡りながら失踪の謎を推理した。「新本格ミステリ」は「『名探偵』がトリックを見抜き、不可解な謎を論理的に解決する『王道』と言うべきミステリの呼称」(版元)で、1987(昭和62)年9月、作家デビュー作となった綾辻行人の「十角館の殺人」刊行を皮切りに、数多くの作家、作品を生み出している。
2018年5月に行った「伊勢丹屋上庭園の秘密~ホームズと解く難事件~」に続く第3弾となる今回は、推理小説を多く残した作家、アガサ・クリスティ作品へのオマージュである謎解きゲームで推理を楽しむ。所要時間は約90~120分。
本館地下2階「ハタケカフェ」を始め、館内のカフェでは両日、同イベントに登場する「ポアロ探偵事務所」にちなみ、名探偵ポアロの大好物であるオリジナルチョコレートドリンクをセットにした特別メニューを数量限定で提供する。地下1階「ベルアメール」や「アンデルセン」などでは20日~26日までミステリーウィークとしてコラボ商品も展開。コラボメニュー、コラボ商品を購入した人には謎解きのヒントも提供する。
島田荘司さん、京極夏彦さん、今野敏さんらミステリー作家が日替わりで来場する「ミステリーフェアコーナー」のほか、22日18時~は島田さんと語り合えるファンイベントも予定する。「島田荘司プレミアムナイト」は参加費7,560円(軽食付き)。定員は30人(開場時の受け付け順)。
広報担当者は「謎解きゲームで推理を楽しみながら『アガサ・クリスティ』作品名のついたメニューで名探偵気分を味わってみては」と参加を呼び掛ける。
開催時間は11時~18時(24日は17時30分まで。ゴール最終受け付けは19時30分)。毎0分、30分スタート(12時30分、15時30分を除く)。参加費は3,000円。定員は各回50人。各2日前までに要申し込み(定員に達していない時のみ当日参加受け付けあり)。