都内最大級となるホステル&ラウンジ「UNPLAN Shinjuku(アンプラン・新宿)」(新宿区新宿5)が2019年初頭、新宿に開業を予定している。地上6階、地下1階で客室は21部屋。運営はFIKA(新宿区)。
2016年にグランドオープンした「UNPLAN Kagurazaka」(神楽坂)、「hostel DEN」(小伝馬町)に続く3軒目。ベッド数は約200で、男女混合ドミトリー、女性専用ドミトリー、2段ベッド、ダブルベッド、和室タイプの個室など宿泊客がニーズに合わせて選べるさまざまなタイプの部屋を用意する。
担当者は新宿に出店するきっかけについて「今後ホステルを起点としたツアーなどを開催していきたいと考えている当社にとって、新宿はターミナルとなる立地。外国人が東京と聞いて思い浮かべる場所の一つに新宿が入っていたり、バスタ新宿の開業により日本の新たな観光拠点ともなっていたりと、アピール力もあると考えた」と話す。
最寄り駅は地下鉄丸の内線、副都心線「新宿三丁目駅」で、同ホステル近くには飲食店が多数集まる新宿ゴールデン街や、新宿御苑などがある。既存2店舗の主な客層は「男女比は半々くらい。年齢は20~30代が多く、外国人ゲストが80%」で、「新宿店もインバウンドをはじめ、同じような客層を狙っていけたら。夜遅くまでにぎやかな場所で街歩きも楽しんでいただけるのでは」と担当者。
「心も体も休まるひと時を提供できれば」とベネツィアビエンナーレに出店したベッドを備えるほか、日英2カ国語対応のスタッフを配置。地下1階には、宿泊していなくても利用できるバーカウンターを併設の予定。「ホステル内で宿泊客同士が交流できるようなイベントも企画できれば」と意気込みを見せる。