![「SDCC2018プレインズウォーカーセット」](https://images.keizai.biz/shinjuku_keizai/headline/1535582443_photo.jpg)
世界最大級のプレイヤー数を持つトレーディングカードゲーム「MAGIC: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング)」の生誕25周年を記念した「25th Anniversary マジック:ザ・ギャザリング展」が9月11日から、新宿駅新南口直結「ルミネ ゼロ」(渋谷区千駄ヶ谷5)で世界初開催される。
11カ国語が発売され、70カ国以上で遊ばれている同カードゲームは、数学者リチャード・ガーフィールドが考案し、米・ワシントン州にあるゲームクリエーティブカンパニー「ウィザーズ・オブ・ザ・コースト」が1993年に発売。
1万7千種を超えるカードがあり、15以上の幻想的な世界を舞台とする物語を背景に、マーベル・コミックやDCコミックス作品などでも実績を残すアーティストたちによって描かれるイラストは、多くのファン、コレクターを持つ。プレイヤー数は世界で約2000万人、世界を転戦するプロツアーには約40カ国以上のプロプレイヤーが参加する。
担当者は「日本にはマジックプレイヤーが多い。新宿駅は世界で一番乗降者数が多く、世界中からファンがアクセスしやすいことから開催が決まった。さまざまな文化とアートが共存する東京での開催は、当展のキーワード『マジックとアートの融合』にも合うと考えた」と話す。
展示の内容は今後発表される予定だが、国内外で活躍する日本人アーティストとのコラボレーション作品も並ぶ。アニメーション監督の森本晃司さん、小林治さんがそれぞれ手掛けるオリジナルショートムービーのほか、コラージュアーティスト、河村康輔さんによるコラージュアート、光と反射の空間作品を創り出すアート集団「MIRRORBOWLER」によるインスタレーション作品も。
会場では各日、数量限定で「SDCC2018プレインズウォーカーセット」も販売する予定。7月に米・サンディエゴで行われた「COMIC-CON INTERNATIONAL:SAN DIEGO 2018」で限定発売された同セットは、マジックの人気イラストレーター、テレーズ・ニールセンが描くプレインズウォーカー・カードを収録する。
来場者特典として同展のためにスコット・M・フィッシャーさんが特別に描き起こした「セラの天使」プロモーションカードも1回の鑑賞につき1つ進呈する(数量限定配布)。「世界中で愛され続けてきたマジックの魅力を余すことなく伝える、これまでにない初の試み。マジック25周年の歴史と未来を会場で楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
開催時間は11時~21時(最終入場閉館30分前まで)。入場料は500円(中学生以下は無料)。9月17日まで。