JR新宿駅ミライナタワー改札外(「NEWoMan」 2階エントランス前)で6月15日より、「ルミネアグリマルシェ」が開催される。
ルミネ(渋谷区)が「食のライフバリュー」を提案する「ルミネアグリプロジェクト」活動の一環として5月に初開催。この反響を受け今後の定期開催が決定したという。
6月はサクランボやブロッコリーなどの旬の果物や野菜のほか、ピクルスやドライフルーツ、オリーブオイルなどの加工品が並ぶ。
同プロジェクトのパートナーで、出店も行うジャパン・アグリゲート(品川区)の今井さんは「産地直送でダイレクトに仕入れるのが強み。鮮度が高くおいしい野菜や果物をたくさんの方に味わってもらいたい」と話す。
東京野菜普及協会(大田区)は人気の「ココトマト」をはじめ、ズッキーニや葉付き大根などをそろえる。五六八市場(秋田県)の「お薦め」は「みず」という山菜。シャキッとした歯触りとトロッとする食感が味わえる。その他、原生林(長野県)の一株なめこや、甲斐国物語(山梨県)の「甲斐国レーズンサンド」などを生産者が紹介、解説する。
ドライフルーツを出店するフード・インサイト(北区)の藤巻さんは「ドライフルーツが他とは全然違うと言われる。マルシェとしては珍しいほどアクセスが良いため通いやすい」と話す。
ルミネの担当、東島さんは「このプロジェクトは、首都圏で暮らす方々に日本のこだわりの野菜や果物を提供することで食に対する価値観を醸成していくのが目標。2回目の開催を終え、リピーターのお客さまが増えてきている。今後も継続的に開催したい」と意欲を見せる。「売られている野菜や果物の背景のストーリーを聞くことで興味が湧いたり、愛着が生まれたりするなど、食を見直すきっかけとなれば。今後も、生産者とのコミュニケーションを通じてお客さまへ食のライフバリューを伝えていきたい」とも。
開催時間は、平日=13時~20時、土曜・日曜=11時~18時。今月24日まで。次回開催は7月13日~22日。