新宿の「天塩」(新宿区百人町)で4月6日、「プロが教えるおいしい塩むすび教室」が開かれ、親子10組が無料で招待された。
「塩むすびの日」の4月6日、同社の天塩スタジオで「和を結ぶ」をテーマに、服部栄養専門学校の日本料理教授の高橋敏行さんが、おかずの作り方をデモンストレーションしたり塩むすび教室を開いたりした。そのほか、和水町農家代表の山本友紀子さんによる米の説明、ママキッズの浅川さんと川上さんによる「みそまんじゅう作り」などの体験メニューが行われた。
同社の商品である「天塩塩むすびの水塩」は、赤穂の天塩とアルカリイオン水を使ったスプレータイプの液体で、おむすび全体にバランスのよい塩加減で握れるようになっているという。手に振り掛けてから握ると手のひらに米粒がくっつかないため、小さな子どももラップなどを使わずに上手におむすびを作ることができる。
出来上がったおむすびとデモで見たおかずを弁当箱に詰めたり食べたりした後、NPO法人「日本食育インストラクター協会」の清水千佳子さんによる食育講座や、日本風呂敷協会認定講師の小山弘明さんと大工原智子さんによる、弁当箱の包み方や風呂敷を工夫して使う「むす美」の講座も行われた。
同社の浮田和彦社長は「塩むすびは日本の和食文化の象徴で、塩や米の本来のおいしさを味わうことができるメニュー。今後も4月6日は塩むすびの日」と制定し、家族で塩むすびを味わうなど食育に関心を持っていただけたら」と呼び掛ける。