新宿高島屋(渋谷区千駄ヶ谷5)の10階・美術画廊で1月28日から、写真家の林ナツミさんによる写真展『林ナツミ展「本日の浮遊」加速する自由』の開催が始まった。
林ナツミさんは1982年埼玉生まれの写真家。2005年に立教大学文学部卒業、2011年から自身のブログ『よわよわカメラウーマン日記』で、セルフポートレート日記“本日の浮遊”というプロジェクトを開始、自分自身が空中に浮かんでいる写真を1日1カット継続して発表している。作品の特徴は、トリックやCG合成など一切使用せず、その場で200回以上のジャンプを試みるというもの。
同展は、そんな独自の撮影方法で撮られた写真を新作含む約20点展示。インターネット上が主な発表の場であった林さんの高島屋初の個展となる。
「重力から解き放たれその浮遊する林ナツミの姿からは社会のあらゆるステレオタイプからの解放が想起されます。どうぞご高覧賜りますようご案内申しあげます。」と、同イベントホームページでは来場を呼び掛けている。
入場は無料。開催は2月9日まで。開催時間は10時~20時(最終日は16時閉場)。