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西新宿OZONEで滋賀のものづくり紹介-信楽焼や浜ちりめん、“日本最古”の茶も

伝統を生かしつつ新しいものづくりを行う生産者が集合する

伝統を生かしつつ新しいものづくりを行う生産者が集合する

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 リビングデザインセンターOZONE(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500)1階のアトリウムで、2月19日から「T・E・I・B・A・N Japan classico 滋賀のモノづくり展」が開催される。

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 琵琶湖を中心とする豊かな自然に恵まれた滋賀県では、1300年の伝統を誇り日本六古窯のひとつにも数えられる信楽焼や、“日本最古の茶園”と言われる「日吉茶園」を祖とする「朝宮(あさみや)茶」など、さまざまな産品と技術が受け継がれてきた。

 5回目を数える同展は、信楽焼や朝宮茶の生産者に加え、伝統的な高級絹織物「浜ちりめん」を用いた洗える衣料品を開発する企業や、環境に配慮した農法で栽培した米を使って酒造りを行う農事生産法人など、湖南・湖北エリアの作り手も参加する。朝宮茶はその場でテイスティングも可能。会場で来場者と生産者が気軽に会話し、コミュニケーションを図ることによって、暮らしを豊かにするデザインや、双方が愛着を持てる“定番”商品の創出につなげていく。

 「OZONEにいらっしゃるお客さまは、ライフスタイルや住空間、暮らし方にこだわりが強く、単にものを買って終わりではなく、背景や歴史などを熱心に聞いて共感される方が多い」と担当者は話す。「作り手も都市生活者やユーザーの生の声を取り入れることで、これからの暮らしに合う新しいものづくりのヒントになる。会場では気軽に声をかけたり、質問などをしていただきたい」とも。

 「T・E・I・B・A・N Japan classico」は、奈良・三重のモノづくり展も同時開催。時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。22日まで。詳細はリビングデザインセンターOZONEのホームページで。

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