新宿高島屋(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5361-1974)の2階エスカレーター脇吹抜けスペースに11月15日から、ドイツのプレミアム・キッチンウェアブランド「Fissler」(フィスラー)と多摩美術大学との産学協同プロジェクトの作品が展示される。
「Fissler」は1845年にカール・フィリップ・フィスラーがドイツのイーダー・オーバーシュタインに創立。同社の商品である、鍋やフライパンが「キッチンイノベーションオブザイヤー」「iFデザインアワード」など様々な関連賞を受賞しており、現在70カ国以上で販売されている高級調理器具メーカー。
同プロジェクトは、「Fissler」が圧力鍋生誕60周年を迎え、より認知を拡大することを目的に多摩美術大学と行った産学協同プロジェクト。「鍋が1,000個あったら」をテーマに、東京都市大学の学生も含む総勢53名の学生がこの制作課題に取り組み、フィスラーによるオリエンテーション、同社日本支部CEOを招いて個人や制作チームのプレゼンテーション経て、店舗などで作品の数々を展示。同展示では、プロジェクトにて最優秀作品として選ばれた多摩美術大学環境デザイン学科製作の「T!c Toc」(チクタク)が展示される。
「朝ご飯や夕ご飯の席に、家族が揃って食事をする大切な時間である7時を「フィスラータイム」とし、時計が7時になるとFisslerのロゴがぴたっと重なるように制作されている」と語るのはイベント担当の関さん。「圧力鍋生誕60周年を祝い、光り輝く60個の鍋とアクセサリーを駆使した作品を是非見て楽しんでいただければ」とも。
12月5日まで展示予定。