リビングデザインセンターOZONE(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500)で3月22日より、展覧会「子どもとつぐむ、住まい時間」が開催される。
前期・後期で展示替えを行いながら、将来の暮らしや住まいにつながるインテリアのコツを多面的に紹介する同展。成長する子どもと暮らす住まいのポイントを収納や家具の配置と選び方から、照明や色彩、素材などで立体的に展示するほか、子育て家族が実現した新築、リフォームのインテリアやコーディネート事例も紹介する。
前期(4月17日まで)は「子どもといっしょに部屋づくり」をテーマに、春の新生活に備えたアイデアを展示紹介。後期(4月19日~5月7日)の「手仕事で楽しむ住まい」では、毎日の暮らしで使う手作りの物や新緑の季節に取り入れたい植物など、手を通して育まれる暮らしをテーマに展示する。
子ども部屋の展示も、前期と後期でカラーや年齢層の設定を変更。前期は春らしく、ピンクをベースにしたベビールームのイメージで、壁紙やベッドカバーなどテキスタイルまでコーディネートした部屋を提案。後期は、就学した子どもの活動的なイメージで、新緑のグリーンやブルーをベースにした部屋を展示する。
「玄関では、家族の持ち物の整理や身支度ができるファミリークロゼットを提案するほか、リビングには家族で使える大きな机を置いて、だんらんだけでなくライブラリーとして読書に集中できる空間を提案している。子どもが使いやすく、片付けがすすむ仕掛けのある収納も参考にしていただければ」と担当の木村聡子さん。
併せて、「カービングに挑戦! 木のおもちゃづくり」(参加費1,000円)や「家具職人と一緒に子ども椅子づくりにチャレンジ!」(同9,000円)、低年齢の子どもから参加できる「2万個の楽つみ木を使ってつみ木ストリートをつくろう!」(同500円)など、親子で参加できるワークショップも数多く開催する。
木村さんも「子どもと大人が一緒に楽しめる部屋づくりのポイントを見直して、自分らしい暮らしと住まいづくりを実践してみてほしい。もう一つのテーマである『手仕事』も楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時30分~19時。祝日を除く水曜休館。入館無料。5月8日まで。