歌舞伎町の「新宿ミラノ1」(新宿区歌舞伎町1、TEL 03-3202-1189)で11月11日・12日、世界の傑作CMをオールナイトで上映する「世界のCMフェスティバル2011 in TOKYO」が開催される。
「Panda cheese5」/パンダチーズ(2010年、エジプト)(関連画像)
フランス・パリの「ジャンマリー・ブルシコフイルムライブラリー」では30年以上かけ、70万本もの世界中のCMフイルムを収集。1981年からは、このコレクションの中からベストセレクション500本を上映する「La Nuit des Publivores(CM食らい放題の夜)」を世界ツアーとして開催。この日本版といえるのが同イベントとなる。1999年に福岡で開催されて以来、日本では13年目を迎える。
「CMづくりの世界基準が分かるハイクオリティーな作品や、行ったことのない国々の『今』がリアルに伝わるCMも。笑ったり驚いたり、心が一瞬で動かされる、それがCMという名の『短編映画』の醍醐味(だいごみ)」と話すのは、同イベントを企画・運営する東急レクリエーション(渋谷区)プロモーション企画部の中井さん。
エジプトで人気の「パンダチーズ」を拒否すると必ず現れ、物を壊したり踏みつけたり、意地悪な行為に及ぶ凶悪なパンダが活躍するシリーズCMや、英国ロイヤルウエディングのパロディーCM、イタリアの女優モニカ・ベルッチがあでやかな姿を披露するコカ・コーラとペプシの運送係が競うCM、サッカー選手のロナウドが出演するCM、スターウォーズとアディダスのコラボCM、タイの爆笑CMなど、オールナイトで上映。特別上映として九州地区限定放映だった話題の「JR九州開通CM」も紹介する。
上映の合間には、ゲストによる「ライブパフォーマンス」や、プレゼントを進呈する恒例の「大抽選会」も実施。協賛メーカーが提供するフリードリンクやバナナのサンプリングも行われ、フェスティバルを盛り上げる。
開催時間は22時30分~翌5時30分(両日共)。料金は、前売り(指定席)=4,500円、当日=4,500円。チケットの購入方法はホームページで確認できる。