紀伊國屋書店新宿本店（新宿区新宿3、TEL 03-3354-0131）2階中央催事場で9月30日より、漫画家・松本零士さんの版画展が開催される。

宇宙戦艦ヤマト「愛の戦士たち」（関連画像）

　同展では初公開の作品を含め、昨年から今年にかけ制作された版画約25点を展示。「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などの作品のほか、代表作のキャプテンハーロックやエメラルダスといった人気キャラクターも出展。版画はそれぞれ限定99部制作され、販売も行う。サイズはA4～A2で、価格帯は4万7,250円～21万円。全ての作品に限定ナンバーと直筆サインが入る。

　版画作品はジークレー版画という技法で、高精細デジタル出力によりキャンバス地に刷ったもの。デジタル・リトグラフとも呼ばれ、耐光性にも優れ原画に最も近い色合いが再現されるという。

　購入客には直筆サイン色紙を漏れなく用意するほか、10人に最新コミック「銀のコーシカ」も進呈する。

　同展を運営する「アートスペース」（文京区）の福岡さんは「『Out of Galaxy 銀のコーシカ』（1万9,800円）は、画業55周年を記念して昨年999部のみ印刷されたハードカバー、全ページカラーの豪華装丁のコミック。未来を舞台に、地球の危機を救うため宇宙に飛び立った少年の冒険を描く、まさに松本零士ワールドの作品」と話す。全8章はデジタル配信もされている。

　開場時間は10時～21時。10月10日まで。