新宿エルタワーの施設案内板、「分かりづらい」とツイッターで話題に

矢印が交錯し施設の位置が分かりづらいと話題になった問題の案内板

矢印が交錯し施設の位置が分かりづらいと話題になった問題の案内板

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 新宿エルタワー(新宿区西新宿1)1階に掲示されている、館内施設の場所を示す案内板が分かりづらいとツイッターで話題になっている。

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 9月6日、ある人物が同ビルでトイレを利用しようと案内板を見るが、トイレの位置がよく分からない。その気持ちを画像付きツイッターで訴えたのが発端。9枚に仕切られたプレートに、矢印とエスカレーターや化粧室の絵が描かれ、一見簡略化したデザインにより目的地への誘導を的確に促しているようだが、3方向に伸びた矢印がどの施設を示すのか明確になっておらず、瞬時に判断できないばかりか、見方によっては混乱を招きかねない。

 ツイッターには共感する意見が大量のRTを生み出し、現在33万ビューに届く勢いだ。ツイートをまとめるサイト「togetter」ではデザインの改良案が議論され、情報デザインを考察する個人サイト「Liner Note」では、問題点の分析から改善案の提示までが詳細に論文形式でまとめられている。

 同ビルを管理する「新宿エルタワー管理」(西新宿1)の管理部担当者は、「これまで案内板が分かりづらいという問い合わせは頂いていない」と、ネットで話題になっていることは知らなかったと話す。

 案内板が無かった時期もあったそうだが、数年前に改修工事があり、その際に案内板を手直ししたという。「館内の構造が複雑なので、ビルで働く人には把握してもらっているが、外部の方には混乱を招いてしまったかもしれない」と説明する。今すぐデザインの変更をする予定はなく、「テナントさんからご指摘があれば、もちろん検討させていただく」

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