新宿アルタ前の「新宿東口新宿ステーションスクエア」(新宿区新宿3)に8月9日、炎天下の中「クレイジーラッツ」が登場し「アイスラテ チャリティーサンプリングイベント」が行われた。
「クレイジーラッツ」はお笑い芸人の、我が家、ロッチ、ハライチの3組が同じ事務所の先輩に当たる「クレイジーキャッツ」を伝承・リスペクトし、音楽に笑いの要素を取り入れた音楽ユニットとして今年2月に結成。「日本を明るく元気にしよう」をテーマに、ハナ肇さんを杉山さん(我が家)、植木等さんを坪倉さん(我が家)、谷啓さんを澤部さん(ハライチ)、犬塚弘さんをコカドさん(ロッチ)、桜井センリさんを谷田部さん(我が家)、安田伸さんを中岡さん(ロッチ)、石橋エータローさんを岩井さん(ハライチ)が、それぞれ伝承。岩井さん以外は楽器初挑戦となり、5月には新宿BLAZEでライブも行った。
ネスレ日本(兵庫県神戸市)は「ネスカフェで元気に! プロジェクト」と名付け、ネスカフェエクセラの「ラテ研(ラテ研究所)」のメンバーと共に、震災被災者を支援するチャリティー活動を展開。ラテ研は芸能界の「ラテ好き」が集まった研究所。この夏、新人の研究員としてクレイジーラッツをメンバーとして迎え、メンバー手作りのアイスラテのサンプリングと募金活動を同会場で行った。
司会の坪倉さんが「どんな時アイスラテを飲みたい?」と質問すると、澤部さんは最近できた「彼女と一緒に」と返事。すると、他のメンバーから「フライデー見たよ」と茶化される。杉山さんは「『闇金ウシジマくん』とか漫画を読んでいるときに飲みたい」と発言すると、谷田部さんは「滑ったときに飲みたい。落ち着けるから」と。すかさず坪倉さんは「じゃあ今日も1リットルくらい飲めるね」と突っ込みが。メンバーはクレイジーナッツとして募金活動を行い、レンタカーを借りプライベートで石巻に向かい、避難所でコントも披露したという。「感謝はしてもらえたけどコントはダダすべりで、みんな苦笑いだった」とコカドさん。
当日のチャリティーサンプリングで集まった募金は、同額をネスレが負担し、倍になった金額を義援金として被災地に寄付する。