ルミネ新宿店ルミネ1(新宿区西新宿1、TEL 03-3348-5211)2階に7月21日、花火のセレクトショップ「fireworks(ファイアーワークス)」が限定オープンした。
デザイン事務所「EDING:POST(エンディングポスト)」(渋谷区)がアートディレクションを、デザインディレクターの山田さん、村上さん率いる「method(メソッド)」がクリエイティブディレクションを手掛けた同店。エンディングポストは、民家を改装した「表参道コーヒー」のトータルディレクションをはじめ、東京ミッドタウンの「DESIGNTIDE TOKYO 2010」で発表された「リーフ・レター」のアートディレクションや、企画展、限定ショップ、Tシャツ、携帯バッグ、グラスなど、さまざまな分野のデザイン企画を展開する。
「コンビニやスーパーでセット売りされている花火が主流の今、街中では余りお目にかかることのないような家庭用花火を、一つひとつバラバラに販売することで花火を吟味して選び、『買う行為』から、新しい花火の楽しみ方が生まれるのでは」と話すのはエンディングポスト代表の加藤さん。店頭では全24種類の花火を扱う。
「A4・夏を追いかけて」(5本入り、735円)は、「追いかけても届かないものに、人は憧れや名残惜しいなどといった感情を抱きがちだが、このスパーク花火は約70 秒間、炎が先に本体を燃やし、その後を火花が追いかける。過ぎ行く夏の終わりにふさわしい花火」と紹介する。
「A5・浴衣女子向け」(6本入り、630円)は、「持ち手がピンクだからではないが、女の子がこの花火で遊ぶと、おしとやかに見えてしまう不思議なスパーク花火。燃焼は、静かに『シャー』と約40秒。浴衣を着てこの花火で遊べば、女の子はより一層おしとやかに見えるはず」。
「B1・ビジュアル系花火」(5本入り、525円)は、「フリンジのような装飾は、縁日などで販売する際、ただ目立たせるためにつけたそう。ど派手な蛍光色の本体といい、ビジュアルばかりが目立つが、力強い大きな火花を約70 秒間噴出する、案外骨太なスパーク花火」と加藤さん。
「例えば、家族や友達、恋人と一緒にどんな花火を選べば楽しくなるのか。花火を楽しむ場面や情景を頭の中で描きながら選ぶことで、オリジナリティーにあふれた、自分たちだけの小さな花火大会を開催することができるはず。夏に無数に開かれるであろう小さな花火大会を、少しでも楽しくするためのお手伝いができれば」とも。
営業時間は11時~22時。8月7日まで。