「green bird（グリーンバード）」歌舞伎町チームなどが6月14日、障害者施設関係者と共に新宿の街の清掃活動を行う。新宿マルイ本館（新宿区新宿3）の社員有志で独自に活動するボランティアグループ「Green Elephant（グリーンエレファント）」、新宿区社会福祉協議会（高田馬場1）とのコラボレーションによるもの。

　NPO法人「グリーンバード」（渋谷区）は「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに誕生したプロジェクト。参加を強要しないボランティアのみで行われる街の清掃活動を続け、原宿・表参道から発信されたプロジェクトは、個人、ショップスタッフ、企業や団体と輪が広がり、現在は全国にチームが展開するまでになった

　グリーンエレファントは昨年5月に発足して、現在のメンバーは13人ほど。「活動としては『障害者お買い物体験』を企画して店内で障害者の方の買い物をお手伝いしたり、店舗周辺や歌舞伎町あたりまでの清掃を行ったりしている」と同グループの長谷川さん。

　3者がコラボして行う清掃活動は3回目。当日は一般参加者のほか、新宿区立福祉作業所、新宿区立障害者福祉センターの利用者も参加。新宿マルイ本館から新宿シネシティ広場（旧コマ劇広場）周辺のクリーン活動を、そろいのビブスを着て1時間30分ほどかけて行う。「おしゃべりをしてコミュニケーションを楽しむ清掃活動」とグリーンバードの大澤さん。「気軽に楽しく、できる範囲で新宿をきれいにしましょう」とも。

　清掃に必要な軍手など道具も支給され、1人からでも参加できる。参加無料。グリーンバードのホームページで「参加表明」すれば参加できる（飛び入り参加も可）。当日は、「新宿マルイ本館」裏、社員通用口付近に9時10分集合（雨天の場合は21日に延期）。