コニカミノルタプラザ(新宿区新宿3、TEL 03-3225-5001)で現在、ジョージ・スタインメッツさんの写真展「WORLD EXPLORER」が開かれている。
ジョージさんは1957年アメリカ生まれの写真家。スタンフォード大学地球科学部卒業。ビジュアル誌「ナショナル ジオグラフィック」「GEO」などに数多くの作品が掲載される世界的に著名なドキュメンタリー・フォトグラファー。同展が日本での初めての個展となる。
砂漠や秘境を俯瞰で写し出した「独創的な写真」は、自身でモーターパラグライダーを操縦しながら撮影した。水平方向にも水直方向にも180度自由な視線を確保し、ゆっくりと滑空できるため、飛行機やヘリコプターでは撮影できない「大空を自由に舞う鳥のような目線」でパノラマの映像化が可能。
ジョージさんは「この地球という小さな惑星で、あまり知られていない場所や地図の空白になっている場所に魅力を感じてきた」と話し、撮影に関しては「私は写真を撮るパイロットではなく、空を飛ぶ写真家。この美しい惑星が与えてくれる驚きをみんなに感じてもらいたい」とも。
同館広報担当者は「これまで目にすることがなかった壮大なスケールの映像で、神秘的な地球環境の素晴らしさに触れることができるはず」と話す。
営業時間は10時30分~19時(29日は15時~19時・31日は15時まで)。1月31日まで。