新宿眼科画廊(新宿区新宿5、TEL 03-5285-8822)で10月8日、企画グループ展「風景の気配」が始まった。
同画廊が注目する若手女性平面作家12人によるグループ展で、22点の作品が並ぶ。参加作家は、「物語に出会える絵」を目指すmariko fukuraさん、来年六本木で個展を予定するYABESOYさん、言葉にならないものを「視覚化」したいと話す上田千晴さん、2005年から同画廊で個展を開催してきた鹿島幸恵さん、グレーを基調としたハイトーンなリトグラフ作品を手がける鎌田真紀さん、テンペラと呼ばれる古典技法で日常的な風景をカラフルに描く上脇田直子さん、子ども服のグラフィックデザインをしながら定期的に版画制作を行っている高田麻起子さん、風景を中心に作品を制作する椿崎千里さん、抽象的な油絵を描く中村眞弥子さん、人物を中心に日本画を制作する林ゆいかさん、色とりどりの油絵を描く村上萌世さん、版画(リトグラフ)の制作をしている茂木真理さん。
同画廊の田中さんは「今回は女性だけのグループ展なので、きれいでかわいい作品が集まった。今後の活躍が楽しみな作家が何人も参加する」と話す。
営業時間は12時~20時(最終日は17時まで)。今月13日まで。