飲食店などの空間プロデュース・運営を手掛けるエスエルディー(渋谷区)は4月23日、創作料理を提供する「HiKaRi cafe&dining（ヒカリ カフェ＆ダイニング）新宿東口店」（新宿区新宿3、TEL 03-3226-8730）を新宿東口のビル7階にオープンする。

　同業態は、「和」をコンセプトにした系列のカフェ「kawara cafe&dining（カワラ カフェ＆ダイニング）」（新宿区）に続くブランド。「太陽と月の光」をコンセプトとし、カフェとダイニングの二つの業態で営業する。出店は、渋谷店（4月1日オープン）に次いで2店舗目。

　店舗面積は30坪、席数はカップルビューシートを含め55席。店内壁画のアートワークはライブペインティングユニット「gravity free」がプロデュースした。店内はガラス張りで、昼は太陽の光、夜は月の光が注ぎ込むため、「都会の喧騒（けんそう）を忘れさせてくれる空間が広がる」（同社広報担当の福森さん）。

　メニューは、魚貝類や野菜、チーズ、ワインなどを使用した創作料理が中心。フードは「パルミジャーノ」「ゴルゴンゾーラ」「ロックフォール」などのチーズ（各500円）、「ムール貝のワイン蒸し」（750円）、「マッシュルームのアヒージョ」（600円）、「産直野菜のバーニャカウダ」（1,200円）、「さくさくゆず胡椒ミルフィーユカツ」（800円）、「本日の鮮魚のアクアパッツァ」（2,200円）などを提供する。

　ドリンクは、ジン「タンカレー」（700円）やウオッカ「スミノフ」（600円）などのアルコール類、「ベイリーズラテ」「そば茶」「木苺ミルク」（各450円～）、「ブラッドオレンジ」（500円～）などのソフトドリンクを用意する。デザートは「豆乳クリームのフレンチトースト」（850円）など。客単価は、ディナータイムで3,000円～4,000円を見込む。

　メーンターゲットは20～40代の女性。「加えて10～20代の若者、30～40代の男性層など、さまざまな年齢層がさまざまな利用方法で『共存』できる空間を目指す」と福森さん。

　営業時間は、カフェタイム＝11時45分～18時、ディナータイム＝18時～24時。今月27日まではオープニング企画としてDJによる演出を行う。そのほか、オープニングキャンペーンとしてカフェタイムのランチで利用客にプチスイーツをサービスする。