小田急百貨店新宿店（新宿区西新宿1、TEL03－3442－1111）本館8階に1月17日、「カフェ・トロワグロ」がオープンした。

　同店は、本館地下1階の「トロワグロ・ブティック」のコンセプトを一新し、移転リニューアルしたもの。アラカルトやプリフィックスメニューを展開する。店舗面積は125平方メートル、席数は48席。店内は、フランス・ロアンヌの風景写真も飾り「シンプル・モダンを基調に、天然素材を用い、シャープな中にも、温かみを感じる空間を目指した」（同店）。

　フランスの本店「トロワグロ」が、1968年以来40年連続で仏・ミシュランガイドで三ツ星を獲得したことを機に、料理や内装、食器、ロゴなどを一新した。コンセプトは、三ツ星シェフ・トロワグロさん（仏）の故郷「『ロアンヌ』を感じてもらえる場所。地方料理や、各地方の食材、食文化にこだわったシンプルでオーセンティックな料理」（同）を提供すること。

　メーンメニューは、トマトのジュレを使用した「野菜のテリーヌ、ディル風味の軽いソース」（1,365円）、小さなイカを乗せた「アルデンテにゆで上げたリガトーニ（シュートパスタ）、ジェノヴァソースとイカのソテー」（1,365円）、ビーツの赤とレモンの黄色が色鮮やかな「フレッシュサラダ、とろける卵、ビーツのドレッシング」（1,050円）、「“トロワグロ風”バーガー」（1,575円）、生クリームを溶かしながら食べる「ムール貝入りサフラン風味のリゾット」（1,470円）、「サクサクのブリオッシュ、ヘーゼルナッツの香ばしいムースとチョコレートアイスクリーム」（1,260円）など。

　想定客単価は、前菜、メーン、デザートを好きなものから選べるプリフィックスメニュー＝1,680円～、デザート＝1,000円～。

　同店・広報担当者の丹野さんは「昼はミセス、夜はOLさんや夫婦で買い物に来た人など、幅広い年代の人に来てほしい。ロアンヌ地方の魅力を味わってもらいたい」と話す。

　営業時間は10時～21時（ランチタイム＝11時～14時、ティータイム＝14時～18時、ディナータイム＝18時～21時）。