新宿東口で7月26日、「2008新宿エイサーまつり」が開催される。
同祭は、新宿東口の4商店街(新宿大通り商店街、新宿東口商店街、歌舞伎町商店街、新宿駅前商店街)が中心となり開催するもので、今年で7回目を迎える。毎年80万人を超す観客が集まる東京都最大のエイサー祭り。昨年は92万人を動員した。
今年は、新宿通りの5会場と各商店街3会場に、新宿タカシマヤ会場を加え、一般公募を含めたエイサーグループ合計20団体が参加を予定する。伝統エイサーから創作エイサーまで、華やかなパフォーマンスが期待されている。
会場は2カ所に分かれており、メーン会場は新宿通り5会場(アルタ前、高野・中村屋前、三越アルコット前、伊勢丹・マルイシティ前、イーストビル前)、サブ会場は各商店街4会場(東口中央通り、歌舞伎町シネシティ広場、モア4番街、新宿タカシマヤ)となる。
参加チームは、沖縄県派遣チーム、那覇市派遣チーム、琉関東近郊エイサーチーム、小学生エイサーチーム、旗頭チームに分かれ、合計約1,000人の参加が予定されている。
実施時間は、昼の部=13時30分~17時30分(メーン会場)、夜の部=18時~21時30分(サブ会場)。オープニングセレモニーでは、「沖縄音楽フェスティバル」などに出演している古謝美佐子さんらのミニライブも行う。
新宿エイサーチームは「今年は、『新宿発のエイサー文化を作り出していこう!』という目的の下、初の試みとして、チームメンバーが考えたオリジナルの振付で祭りに臨む」と意気込みをみせる。
エイサーとは、沖縄の盆踊りともいわれ、旧暦の7月15日に舞う念仏踊りのこと。沖縄では、旧盆のウークイ(精霊送り)が終わるころに、村の若者たちが集い、エイサーを踊りながらねり歩く。エイサーの語源は、念仏歌の噺子「エイサー エイサー」に由来するといわれている。