文化放送(新宿区若葉1)は本社を現在の「四谷」から「浜松町」へ移転し、7月24日から新社屋での本放送を開始する。
移転先はJR浜松町駅徒歩1分、港区浜松町1の新築ビル「文化放送メディアプラス」で、延面積は4114坪。壁面に6m50cm×16mのメディアボードが取り付けられ、描かれたQRコードを携帯電話で写すと文化放送サイトにアクセスできるのが特徴。6月8日に竣工し7月1日から入居がはじまる。
入居するのは文化放送本社のほか、キューアールシー(QRC)、セントラルミュージック(JCM)、文化放送キャリアパートナーズ、文化放送キャリアゲートの4社で、「同ビルに文化放送グループが集結」する。全体の3分の1はローソンなどの外部テナントが占め、7月19日に開業する。
同社は移転に伴い7月3日~8月6日まで、特別番組などの「移転キャンペーン」を展開する。
主な内容は、小倉智昭さんと小俣雅子さんを起用し、高島忠夫さん(「ダイナミックジャンボ」)、落合恵子さん(「セイ!ヤング」)など歴代の番組パーソナリティーをゲストに迎え54年間を振り返る「おつきあい 文化放送 さよなら四谷 お世話になりました スペシャル」や、みのもんたさんを起用し、新社屋「メディアプラスホール」での第一弾公開生放送となる「おつきあい 文化放送 浜松町で逢いましょう~みのもんたのお引越し大放送」など。
本放送が開始する24日当日は8時半から、パーソナリティーの野村くにまるさんがリスナーと一緒に、麹町の「エフエム東京」や、有楽町の「ニッポン放送」に立ち寄り挨拶をしながら「四谷」から「浜松町」まで歩き生放送する「さよなら四谷 こんにちは浜松町 くにまると一緒に歩こ歩こうデー」の後、12時57分から、新社屋での本放送「吉田照美のやる気MANMAN!」を開始する。