ロッテリア(本部=渋谷区笹塚1)は11月30日より、新メニュー「絶品チーズバーガー」を発売する。
同メニューは、バンズ、パティ、チーズという基本素材の美味しさを追求、「新しい王道バーガー」になるよう同社が開発したもの。商品開発は、ブーランジェリー・パティスリー・ヴィロン(渋谷区)の立ち上げに携わり、2006年から同社の商品総合プロデューサーを務める嶋原博さんが手がけた。価格は360円。
バンズは製造工程から見直しを図り、手間のかかる「手まるめ」工程を採用、日本人が食べなれたパンの風味に近づけた。パティは肉の種類や部位にこだわり、ひき肉を超粗挽きにすることで肉感を出し、チーズにはファストフード業界で初めて「ナチュラルチーズ」を採用、数種類をブレンドすることで風味を引き出した。味付けは素材の味を引き出すため、シンプルに塩とブラックペッパーのみで調理した。
発売日前日には、池袋東口店で記者発表会を開催。「ロッテリア応援団」として東日本ボクシング協会の大橋秀行会長、前WBC世界S.フライ級チャンピオン川嶋勝重選手、現WBC世界フライ級チャンピオン内藤大助選手が駆けつけた。大橋会長は「いいデビュー戦が飾れたのでは」とコメント、川嶋選手は「一口食べると止まらなくなる味」と話し、内藤選手は「おいしい!」を連発して会場を沸かせていた。
同社では、メニュー発表に合わせ、学生対抗のマーケティングコンテストを開催。コンテストは販売促進のプラン立案やその成果を競うもので、発表会の会場でも、学生らが報道関係者や一般客に商品のPRを行う姿が見られた。