ヨガスタジオを全国展開するロハスインターナショナル(港区)は11月10日、「スタジオ・ヨギー新宿」(新宿区新宿3、TEL 03-5919-4131)で、タブラ奏者タイ・バーホーさんとサロッド奏者スティーブ・オダさんのセッションコンサートを開催する。
タイさんは、タブラ音楽の第一人者であるザキア・フセインさんの門下生で、世界中を旅しながら型破りなコラボレーションをするクリエーティブな演奏家として有名。精力的なツアーに加えて、アカデミー賞を受賞したドキュメンタリー「ボーン・イントゥ・ボロセルズ」で音楽を担当するなど、幅広い活動を続けている。
スティーブさんは、伝説的なサロッド奏者アリ・アクバー・カーンの35年にわたる門下生で、カナダのアーティスト奨学金を得てさらに修行を積んだ後、1998年にサンフランシスコに移住し音楽学校のエグゼクティブ・ディレクターとして活躍。現在は、シカゴ、ニューヨークをはじめ、スペイン、フランス、オランダ、スウェーデン、さらにオーストラリア、ニュージーランドと演奏活動の場所を広げている。
同コンサートは、香港を皮切りにスタートしたタイさんのアジアツアーのハイライトとして行われるもので、新宿公演のあと名古屋、京都でも開催予定。タイさんは「日本を訪れるのは小さいころからの夢だったのでとても楽しみにしている。私が演奏するのは古代インドの神聖な音楽で、喜びや愛や、ときには切望、悲しみといった強い感情を呼び起こすことがある。今回はその経験を共有するのに最適な環境だと思う」と話している。
開催時間は20時~22時。料金は3,000円。