西武新宿駅の高架下に4月5日、飲食施設「Brick St.(ブリックストリート)」がオープンした。運営は西武プロパティーズ(埼玉県所沢市)。1980(昭和55)年の開業以来、アメリカン・カジュアルをコンセプトとするファッションゾーン「アメリカン・ブルバード」として営業していたが、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、新宿歌舞伎町かいわいを訪れる外国人観光客も視野に、幅広い客層をターゲットとする飲食店街を目指す。
オープン当初の第1期は、「ピアーズカフェ」「HangOut HangOver」とコンビニエンスストアの3店舗でスタートし、6月17日に第2期として「すし屋 銀蔵」とグリル「ESTAJI」の2店舗がオープンを予定する。
「ピアーズカフェ」は、朝には店内で焼き上げるパンとひきたてコーヒー、ティータイムにはアメリカから直輸入したチーズケーキやスフレをアレンジしたスフレパンケーキなどのスイーツ、夜は世界各地のビールとオリジナルカクテルなどを提供するカフェバー。「HangOut HangOver」は、グリルステーキやハンバーガーを提供するアメリカンダイナー。
施設名称は、建物や街路をれんがのイメージで統一し、300メートルに及ぶ通りに沿って店が集う「活気あふれるストリート」というコンセプトに由来。
ピアーズカフェの店長は「Wi-Fi環境も整っているので、サラリーマンの方はもちろん、海外のお客さまの来店もお待ちしている」と話す。
営業時間は、「ピアーズカフェ」=7時~23時、「HangOut HangOver」=11時30分~24時。