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新宿タカシマヤで松浦浩之さんの百貨店初個展-初作品集刊行記念

「風神雷神龍王召喚図(Fujin and Raijin Summon The Kind Dragon)」(2014)

「風神雷神龍王召喚図(Fujin and Raijin Summon The Kind Dragon)」(2014)

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 新宿タカシマヤ(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5361-1111)10階美術画廊にて、松浦浩之さんの作品集「HIROYUKI MATSUURA WORKS」(青幻舎)刊行を記念し、10月8日より「SUPER ACRYLIC SKIN」展が開催される。

古典落語の「牡丹灯籠」をモチーフに制作した新宿末廣亭とのコラボ作品「BOTAN(牡丹)」(2014)

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 1964年生まれの松浦さんは、1999年より絵画作品の制作を開始。2001年に村上隆さん主催の「芸術道場 GP at MOT」に参加しスカウト賞を入賞する。2011年にはスイスの時計メーカー・スウォッチより「2011 Art & Collection」として初の6デザインを発表。現在は国内外で展覧会を中心とした創作活動を行う。

 浮世絵やアニメーション、漫画など、日本で育まれた独自の表現方法を進化させた作風で注目される松浦さんは、透明なセルに描かれたキャラクターを、アクリルの肌を持つ新人類(SUPER ACRYLIC SKIN)としてとらえ作品を制作。「自身の原点を見せる」という思いから2005年の初個展タイトルをそのまま使用したという同展では、来年の琳派400年にちなんだ大作「風神雷神龍王召喚図」をはじめ、立体新作やペインティングを中心に約30作を展示する。

 新宿タカシマヤの担当者は、「本展は松浦さん初の作品集刊行記念展、また初のとなる百貨店での個展として展開する。クールジャパンやカウンターカルチャー、サブカルチャーといった言語ではくくれない松浦芸術の進化をぜひご覧いただきたい」と話す。

 営業時間は10時~20時(最終日は16時まで)。21日まで。

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