公共交通機関の情報を伝える携帯サイト「乗換案内」などのコンテンツ制作を手がけるジョルダン(新宿区新宿2)は5月17日、ユーザー参加型投稿サイト「ジョルダンライブ!」を開設した。駅ホームなどからの「生」の情報を交換することで、公共機関からの情報に頼らない詳細情報を集め、アクセス数の増加を目指す。
同サイトは、ユーザーが鉄道などの運行情報を携帯電話から投稿し、投稿された情報をユーザー同士で共有できるというもの。閲覧・投稿ともに全携帯電話ユーザーが対象(閲覧はパソコンからも可能)で、4キャリア(iモード、EZWeb、Yahoo!ケータイ、WILLCOM)でサービスを開始した。
サイトでは、路線名や駅名、「止まってる」「遅れてる」「運転再開」などの運行状況のほか、詳細情報をコメントで投稿でき、トップページには最新の投稿タイトルが随時掲載される。路線名などを入力して検索することも可能。
同社はサイトについて「ユーザーからの独自情報が投稿されることで、いち早くその場の状況を知ることができる」と説明。既存サイト「乗換案内」は「公式サイト」だが、同サイトは「非公式サイト」とし、乗換案内からのリンクは行わない。
今後は、鉄道分野以外の情報も投稿できるサイト構築を目指す。