ハンバーガーチェーンのロッテリア(新宿区)は5月20日より、「麺屋武蔵 新宿本店」(新宿区西新宿7、TEL 03-3363-4634)とコラボレーションした「麺屋武蔵ラーメンバーガー」を販売する。
同チェーンでは、アニメ作品「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」とコラボしたパテとチーズを9枚重ねた「Q段チーズバーガー」や、重量がこれまでのものの4倍あるベーコンを使った「はみだしベーコン絶品チーズバーガー」などの商品を提供。今回は、麺屋武蔵 新宿本店の監修の下、ラーメンとハンバーガーをコラボレーションさせた。
「垣根を越え、新しいジャンルにチャレンジし続けるロッテリアと麺屋武蔵の思いが重なり、コラボが実現した」と広報担当者。「ロッテリアの本体であるロッテが以前、チョコレート普及を目的とした新しい試みとして、チョコレートを調味料の一つとして使った『味噌ガーナラーメン』を麺屋武蔵で販売していたことが出合いのきっかけ」とも。
同商品のパティは、国産小麦を使ったロッテリアオリジナルのラーメンに下味を付けたもの。表面を軽く焼くことでバンズとの食感にめりはりを付けたという。パティの上にのせるチャーシューは、甘だれをベースに、しょうゆ、ニンニク、ショウガなどで柔らかく煮込んだ「麺屋武蔵 新宿本店」の厚切りチャーシューを再現したもの。これらをロッテリアオリジナルのバンズに、マヨネーズと共にサンドする。商品には「『麺屋武蔵 新宿本店』のかつおダシが際立つ」特製スープも付けるほか、パティだけを追加で注文する「替え玉」(100円)も提供するという。
「『ハンバーガーショップで食べるラーメン』の世界感と組み合わせに苦労したが、検討を重ねた結果、麺パティ、スープ、割り箸、替え玉にたどり着いた。パティに仕立てた麺については、麺そのものの臭みと、組み合わせた際の食感、アクセントなどの改善に苦労したが、シーズニングやスープで麺そのものに味付けし、片面を焼成することで改善した」と広報担当者。
価格は634円。全国のロッテリアで6月中旬まで販売。