歌舞伎町にある東京都健康プラザ「ハイジア」(新宿区歌舞伎町2、TEL 03-5285-8148)1階アートウォールで現在、パネル展「ハイジア『新宿学』」が開催されている。
「新宿学」は、早稲田大学エクステンションセンターの公開講座「オープンカレッジ」で8年にわたり行われていたもの。江戸時代に宿場町として誕生して以来、時代を先取りして発展してきた新宿。その今昔、未来について地理地形や街道、鉄道などの要素や、都市計画なども考慮しながら、さまざまな切り口で明らかにしていく。
会場では、都市計画・建築家でもある戸沼幸市早稲田大学名誉教授による同名の書籍(2月下旬刊行)に掲載されている資料を中心に、未掲載のものも含めて写真や地図などのパネル約30点を展示している。
担当者は、「興味や関心のある方々がもっと新宿を知り、『ハイジア』や歌舞伎町、新宿全体がさらに活性化することを期待して開催した」という。
3月2日には、戸沼教授をはじめ、高橋和雄さん(新宿区元助役)、青柳幸人さん(早稲田大学元客員教授)、松本泰生早稲田大学客員講師らによる講座「わかりやすい『新宿学』入門」、元新宿コマ劇場支配人の奥津和彦さんによる「新宿コマ劇場よもやま話」も開催(13時~16時30分、定員100人。資料代2,310円)。
担当者は「ぜひ、新宿に興味や関心ある方々には見て聴いていただきたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時。パネル展は無料。3月8日まで。