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新大久保で「街飲み」イベント初開催-国内最大規模、100店舗参加

参加飲食店を自由に巡ることができる「街飲み」(写真=「久保コン」の様子)

参加飲食店を自由に巡ることができる「街飲み」(写真=「久保コン」の様子)

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 JR新大久保駅を中心とした一帯で2月16日より9日間にわたり、「街飲み@新大久保」が初開催される。

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 昨年ごろより全国的に広まっている「街飲み」は、「街バル」や「はしご酒」とも呼ばれ、参加する飲食店を自由に巡ることができるイベント。

 同イベント実行委員会の鈴木さんによれば、「もともと新大久保地域で『久保コン』を主催しており、地域の方々とのつながりはあった。昨年夏ごろからの日韓の政治的な緊張の高まる一方で韓流ブームが落ち込みを見せ始めると、韓国料理店や韓流コスメショップを中心に売り上げが激減する店舗が続出している。地域を盛り上げる企画をやってほしいという声を多く頂いていたところ、昨年末に大阪・福島区の街飲みイベント『福島バル』の主催者の方とお会いする機会があり、街飲みの開催を勧められた」という。イベント運営スタッフや仲の良い韓国料理店の賛同も得て、同イベントを開催に至った。

 参加するのは100店舗で、「日本最大級の規模」。9日間で1万人程度の参加者を見込む。「当初は週末だけの開催にしたかったが、観光客が多く訪れるという地域特性もあり、平日と週末との落差が大きいようで、飲食店の方にお話を伺うと『とにかく平日の集客を』という方ばかりだった」と平日も含めて開催することになった経緯を説明する。

 参加者は、5枚つづりのチケット(前売り=3,500円、当日=3,800円)を購入。参加店でチケット1枚を、ドリンク1杯と小料理1品に引き換えるシステム。チケットを使い切った場合、5枚つづりチケットの表紙を会場本部まで持参すれば、追加チケットを1枚から販売する。

 期間中は、非接触式の通信技術=NFCシステムを活用したスクラッチゲーム、韓流グループ「FIX」のショーケース&ファンミーティング、「スペシャルハングル講座」や韓国の伝統民謡「アリラン」の体験教室などの特別企画も用意する。

 鈴木さんは「キャッチフレーズは『食べて学んで恋して新大久保』。お気に入りのお店を発見していただきながら、韓国の文化に生で触れてもらえれば」と参加を呼び掛ける。

 参加方法、参加店舗やイベント詳細などは公式ホームページで確認できる。2月24日まで。

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