![「第9回 ラテンビート映画祭」のメーンビジュアル](https://images.keizai.biz/shinjuku_keizai/headline/1347936995_photo.jpg)
新宿バルト9(新宿区新宿3、TEL 03-5369-4955)で9月27日より、「第9回 ラテンビート映画祭」が開催される。
同映画祭は、スペインをはじめメキシコやラテンアメリカなど、スペイン語圏で制作された映画をいち早く紹介するもの。2004年に「ヒスパニック・ビート映画祭」として始まり、2006年に現在のイベント名に変更。回を重ねるごとに人気を博し、昨年は約8000人の動員があったという。
初めての試みとして、新宿を皮切りに、横浜、梅田、京都、博多の5都市で開催する。オープニング作品として、昭和の大スター、石原裕次郎さんがスペインを舞台に闘牛に魅せられた男を熱演した、1960(昭和35)年の日本映画「闘牛に賭ける男」を上映するほか、今年8月に韓国で開催された「堤川国際音楽映画祭」でも審査員特別賞を受賞、1967年ごろにリオを中心に起こったカルチャー・ムーブメントを描いた作品「トロビカリア」、メキシコの2大スター、ディエゴ・ルナさんとガエル・ガルシア・ベルナルさん、米コメディアン、ウィル・フェレルさんが共演するコメディー「俺たちサボテン・アミーゴ」、閉塞(へいそく)感漂うキューバ社会と、ゾンビを組み合わせた異色作「ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド」など、バラエティーに富んだ全17作品をラインアップする。
来日した監督が作品上映後に舞台あいさつと観客からの質問を受け付ける「Q&A」も一部展開する予定。
上映プログラムや開催時間などの詳細は公式ホームページで確認できる。料金は、前売りが1回券=1,500円、回数券(5枚つづり)=6,000円、当日が一般=1,700円、大学生・高校生・専門学校生=1,500円ほか。新宿での開催は10月5日まで。