代々木駅近くの雑貨店「nagaya shop mitta(ナガヤショップミッタ)」(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-3353-7845)で8月14日より、「親子四世代手芸DNA展」が開催される。
同展では、現役の武蔵野美術大学生で、「どうぶつ隈(くま)取り」などの作品でクリエーターとしても活躍しているマシーミさんとその母、祖母、曽祖母の4代の手芸作品を展示する。
同店店長の山西さんは「当店でマシーミさんの作品を取り扱っており、マシーミさん、お母さま、おばあさまがそろって来店されたことがあった。その際、皆さまは雑貨や手作りが大好きで、作品を見せていただいたりしているうちに、この企画を思いついた」と話す。「『親子四世代手芸DNA展』というタイトルや、親子でコラボレーションをするというアイデアはマシーミさんの発案」とも。
マシーミさんによれば、「それぞれが普段から作っている手芸作品と、今回の展示のために作った親子コラボレーション作品を展示する予定。普段作っている作品としては、ひいおばあちゃんは編み物作品、祖母はパッチワーク作品、母は縫い物作品、私はテキスタイル作品など。作品数は、大きいものや小さいもの合わせて60点くらいを予定している」という。
「祖母とのコラボレーションブランド『GRANMASHIMI(グランマシミ)』では、曽祖母の持っていた和服をリメークしたキルティングミニポーチ(3,990円)など、母とは『MOMMASHIMI(マンマシミ)』というブランドでコースター(630円)などを展示・販売する」という。
山西さんは「築80年以上の長屋空間で、親子四世代の手芸作品が放つぬくもりを感じていただければ。あらゆる世代の方にお越しいただき、世代を超えた新しい時間軸を発見していただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は13時~20時。入場無料。今月19日まで。