新宿御苑（新宿区内藤町）で5月18日～20日、参加型イベント「第7回ロハスデザイン大賞2012 新宿御苑展」が開催される。

　6月5日の「環境の日」に先立ち、毎年5月に開催されている同イベント。ロハスな視点でデザインされた「ヒト」「モノ」「コト」を一般公募し大賞を決める「ロハスデザイン大賞」エントリー作品の展示・投票を中心に、さまざまなイベントで構成する。

　同大賞の今年のテーマは「ソーシャル・デザイン」。一般会員からの予備投票とロハスクラブ評議会による予備審査で選ばれた最終エントリー約80点を展示する。大賞は、イベント来場者による投票とネット投票で決定し、6月5日に「ヒト」「モノ」「コト」3部門の大賞を発表する。

　期間中、東京おもちゃ美術館（四谷4）と日本グッド・トイ委員会（同）の共催による「新宿御苑・森のおもちゃ美術館」も開館。「昨年よりも大々的に行う。新宿御苑の自然の中で、自然物である木のおもちゃで遊ぶ体験をしてほしい」と同館の岡田さん。全国21の地域から木製のおもちゃ約200点が集まるほか、さまざまなワークショップも開く。

　併せて、1人1台のエアコン使用をやめ、複数人で涼しさをシェアすることを推奨する「クールシェア」の紹介や、隣の席に座った人同士でコミュニケーションを図りながら、新宿御苑ゆかりの野菜を使ったヘルシーカレーを楽しむ「隣人祭りLONG TABLE」（19日・20日、参加料は大人500円、子ども300円）、会場内に設置されたさまざまなエコチェック・ポイントを巡りながら二酸化炭素（CO2）削減の大切さを考える「新宿御苑でラン＆ウォーキング！」のほか、音楽ステージや健康講座など、さまざまな催し物を繰り広げる。

　開催時間は9時～16時30分（入場は16時まで）。新宿御苑入園料として、大人200円、小中学生50円が必要（無就学児童は無料）。