新宿東口の大型ビジョン「アルタビジョン」(新宿区新宿3)で2月1日より、早稲田大学広告研究会の学生らが制作した「ポイ捨て防止」CMが上映されている。ユニカビジョン(新宿区新宿3)や東京ケーブルビジョンでも上映・放映中。
同企画は、2006年に新宿区のイメージアップCMを制作した同研究会が「先輩のつてをたどって」(同研究会)、新たにCM制作の企画を新宿区に持ち込んだことから始まった。新宿区では街頭を歩く都民に届きやすいメッセージとして「ポイ捨て防止」というテーマを設定。アルタビジョンなどに協力を呼び掛け上映媒体を確保した。
同研究会は学内でコンペティションを開き、区の担当者や協力企業のスタッフが7作品の中から実際に上映する2作品を選定した。上映作品は新宿を花で表現した「花咲く街」と、外国人留学生を主人公にした「あなたが変える みんなが変わる」。
区政情報課広報係の担当者は「各企業の協力があって、さまざまな媒体での上映が実現できた。学生の自由な発想によるインパクトのあるCMなので、新宿区のマナーアップにつながることに期待している」と話す。
上映は2月29日まで。JCNみなと新宿でも今月13日~19日に上映を予定している。