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プロダクトデザイナー喜多俊之さん、新宿・OZONEで展覧会-20年ぶり

成長していく子どもをイメージして作られた家庭用ロボット「wakamaru」

成長していく子どもをイメージして作られた家庭用ロボット「wakamaru」

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 新宿パークタワーの「リビングデザインセンターOZONE」(新宿区西新宿3、TEL03-5322-6500)3階パークタワーホールで現在、「喜多俊之デザイン Timeless Future」が開かれている。

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 日本を代表するプロダクトデザイナーの喜多さんの、国内では約20年ぶりとなる大規模な展覧会。1960年代から家具や家電、工業デザインなどを発表し、その多くが、ニューヨーク近代美術館やパリ・ポンピドーセンターなど世界のミュージアムの永久コレクションに収蔵されている。

 今回展示されるのは、家具、家電、家庭日用品、照明器具、ロボット、伝統工芸など約50アイテム。会場は、家具や家電、照明器具など日本・イタリア・北欧などで製作された作品と、ミラノ・トリエンナーレでの作品で構成。照明器具「TAKO」が発売以来41年、イタリアの「WINK CHAIR」が30年、「SARUYAMA」はプロトタイプから43年など、多くが時を越えて存在することを通じ、「タイムレスなデザインはエコロジーにもつながる」というメッセージも込められているという。

 OZONE事業推進部の木村聡子さんは「世界的にも著名な作品に、触れたり座ったり寝そべったりよじ登ったりできるまたとない機会。普段どこかで見た覚えのある作品にもたくさん出合える。大人も子どもも楽しんでいただければ」と話す。

 開場時間は10時30分~19時。入場無料。今月13日まで。

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