地下鉄「新宿御苑駅」の近く靖国通り沿いに7月19日、中華そば「角萬」(新宿区富久町16)がオープンした。
そば店をイメージさせる和風の看板が目立つ店舗外観(関連画像)
丼からあふれ出るようなボリュームと、うどんのような極太のそばを提供することで知られる手打ちそば店「角萬」。四谷三丁目店から枝分かれする形で、「中華そば」を提供する同店が誕生した。
席数はカウンター9席。メニューは、「中華そば」「ざるそば」(共に680円、大盛りは共に780円)の2種と「麦飯」(100円)のみ。ドリンクは、生ビール(350円)、ビール中ビン(450円)、ハイボール(350円)を提供。
中華そばは、そば店のボリュームと違い、至ってシンプルなしょうゆラーメン。細麺に甘みを感じるかつおだしの和風スープに、ゆで卵、チャーシュー、ナルト、ネギ、カイワレをトッピングする。そば店が開発したラーメンだけあり、スープは日本そばに近いが麺とのバランスもよく個性的。ざるそばは、いわゆるつけ麺。中華そばと同様の細麺は2玉分あり、ゆで卵、ナルト、カイワレに、刻んだノリが上にかかる。「せいろ風」のつけ汁の具には豚肉と長ネギが入る。
駅から離れている上に、営業時間が3時間と短い。「様子を見ながら夜の営業もしていきたい」と寡黙な店長。営業時間は11時~14時。土曜定休。