新宿バルト9(新宿区新宿3、TEL 03-5369-4955)で8月25日、今敏監督の命日に合わせ「パプリカ」「東京ゴッドファーザーズ」の2作品が上映され、ゲストに声優の林原めぐみさんが登壇する。
漫画家からアニメーション作家に転向した今敏さん。生み出された作品は海外でも大きな評価と反響を呼んだが、昨年8月24日、46歳という若さで帰らぬ人に。今回上映される2作品は国内外の映画祭で多くの賞を受賞した監督の代表作。「東京ゴッドファーザーズ」は上映開催地と同じ「新宿」を舞台に、新宿中央公園に住むホームレスたちを描いた物語。「パプリカ」は原作者の筒井康隆さんから映画化のオファーがあり実現した近未来SF作品。次回作「夢みる機械」の制作に取り掛かっていたが、公開された映画作品としては「パプリカ」が遺作となった。
「パプリカ」の上映終了後(22時30分~)には、同作でサイコセラピスト「千葉敦子」役の声優を務めた林原めぐみさんが登壇し、トークショーを開催する。
「いよいよ今監督の代表作2本立て上映が決定した。『パプリカ』で脳内をかき回されて、『東京ゴットファーザーズ』で街の温かさを体感してほしい。そして、映画館を出てあなたがいる場所、そこが大都会新宿」と同館スタッフの矢吹さん。
今回の企画は、映画の共同購入型クーポンサイト「ドリパス」で一定以上の購入数が集まり企画が成立した案件。チケットは今月16日16時まで販売する(購入枚数が420枚の限定数に達した場合はその時点で販売が終了)。チケットの購入方法や詳細は、ドリパスのホームページで確認できる。
上映時間は21時~24時30分。料金は2,500円(当日、座席指定券との引き換えが必要。座席の指定は先着引き換え順となる)。